高橋大輔 『月光』 / チューリップ(エステラ・ラインヴェルト)
3月16日今日の夜は高橋大輔の最後の世界フィギュアのフリーと思うと淋しい。2日前のショートの『月光』。勝つためにこの曲にかえた、そうでなければかえないと本人が言っていたが、本当に素晴らしかった。ロックンロールメドレーもいいが、この『月光』はそれよりもずっと高橋大輔の凄み、深み、身体芸術ともいうべき確たるものが際立って見えた。今の高橋の深さにはこれくらいのシリアスで壮麗な曲が必要ということなのか。新し...
View Articleフィギュア世界選手権2013 浅田真央 高橋大輔/ チューリップ(エステラ・ラインヴェルト、パロット・キング)素描
3月20日十数年ぶりに会えた大好きな花、エステラ・ラインヴェルトがついに散ってしまった。最近描いていたチューリップの素描のまとめ(画像はすべてクリックすると大きくなります)。チューリップ(エステラ・ラインヴェルト)パロット咲き...
View Article最後の阿佐ヶ谷住宅 桜
3月28日(木)桜が散る前に阿佐ヶ谷住宅まで歩いてみる。壊されているのを見るのが怖かったのだが、植木を刈ったりしていたが本格的な破壊はしていなかった。大好きな場所での最後の桜が見られた。やはり前川國男はすごい。建築家というのも素晴らしい才能の人間と汚らわしい奴とが設計したものにはっきり表れる職業だと思う。緑地の中をS字にカーブする道、174戸のテラスハウスも知れぞれの庭も均一な形状ではなくいろんな個...
View Article2013フィギュアスケート国別 浅田真央 高橋大輔
4月15日浅田真央がソチで引退というニュースに大ショック。とにかくソチを集大成としたい、そこにすべてをかける、ということだと思うが、本当に「いろいろ」たいへんな負荷がかかっているのだろう。彼女にしかわからない負荷に心身ともに耐えながら、ブレることもなく、人に甘えることもせずに、誰よりも高いレヴェルの難しいことに挑戦し続けてきた浅田真央が、今、ここで口に出すのであれば、それは彼女にとって必然だったに違...
View Article母の退院、介護について
母の介護についてのメモ5月15日リース会社から送ってもらった請求書の支払いを済ませ、領収書を持って、再び区役所の高齢者福祉課に行く。若い眼鏡の男の人が担当してくれた。領収書すべてのコピーをとるあいだ、しばし待たされ、出てきたその男の人が「お待たせしました。これで終わりました。」と言った。「金額を何回も修正しちゃったんではんこいりませんでしたか?」とたずね、「だいじょうぶです。」と言われてから信じられ...
View Article難病、友人、芸術
5月21日仕事を通じて知り合ったとても信頼できる友人から久しぶりにメールが来、4月から大学病院に入院していて、やっと病名が確定した、と知らされる。アレルギー性肉芽腫性血管炎。あまりにショックで愕然とした。彼女はたまに仕事のパートナーを頼むと本当に責任持って仕上げてくれる人で、私の性格も感覚も理解してくれている数少ない友達。彼女もお母さんの介護をしていて、猫好きで、介護の話で長いメールをやりとりたり、...
View Article『反絵、触れる、けだもののフラボン』批評
5月26日鵜飼哲さんの私の本『反絵、触れる、けだもののフラボン――見ることと絵画をめぐる断片』への短評が『みすず』1-2月号に載っていたのを、親友が見つけてコピー送ってくれた。もう半年近くも前に書いていただいていたのに、気付かずに失礼をいたしました。本への有益な評価をいただくことほど嬉しいことはない。何かと気の休まらない毎日だが、すべてをかけてやっている作品について、精確な言葉にしてくれる人がいる、...
View Article『黄金の眼に映るもの』 / 介護
7月3日(水)母の難病医療券の更新手続きに行く。3時に中野のN病院に臨床個人調査票をとりに行き、そのあと新宿の事務所に保険証のコピーを取りに行き、区役所に父の非課税証明を取りに行ったら受付で年金のところにまわされ混んでいて...
View Article『デッサンの基本』(ナツメ社) 第16刷 / 絵、素描について
7月9日『デッサンの基本』が重版、第16刷になったとのメールをナツメ社よりいただく。ものすごく嬉しい。このところ精神的にも肉体的にも苦しい状態が続いていたので、本当に、この瞬間だけでも救われたような気持ちだ。買ってくださった方々に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。精神的に苦しいのは、介護で時間と体力を奪われるから自分の仕事に集中できないというような理由ではない。衰えたり、死が迫ったり、という避けら...
View Articleお葬式
7月10日O.Tさんが亡くなったと聞かされる。7月12日朝5時に眼が覚める。11時すぎの新幹線で西へ。駅についたのが3時少し前。3時にホテルにチェックインして15分で喪服に着替え、タクシーで斎場へ。控室でお線香をあげる。お線香はふつうのと、ごく細い蚊取り線香のように渦巻になって吊るされているのとがあった。お皿に3つはいった1.5cmほどの白い玉はなんなのですか、と尋ねたら、それは粉でできた葬式饅頭で...
View Articleフィギュア世界選手権2013 浅田真央 高橋大輔/ チューリップ(エステラ・ラインヴェルト、パロット・キング)素描
3月20日十数年ぶりに会えた大好きな花、エステラ・ラインヴェルトがついに散ってしまった。最近描いていたチューリップの素描のまとめ(画像はすべてクリックすると大きくなります)。チューリップ(エステラ・ラインヴェルト)パロット咲き...
View Articleアート、 芸術、 自己愛性人格障害 / 介護
7月29日最近、介護している人のブログなどをよく見ている。この矛盾した介護保険制度の中で、皆がどんなに苦しんでやっていっているのか。それと同時に、芸術とはなにか、アートとはなにか、をよく考えている。なにか、というのは世間的な状況や定義ではなく、私にとって芸術とはどういうことか、芸術家とはどういう人か、ということである。世に溢れるアート、アーティストという言葉になんの魅力も感じない。また旧態依然の権威...
View Article花輪和一 『風童』 『みずほ草子』 / 江戸の園芸
8月7日おととい、花輪和一から新刊『風童』(かぜわらし)、『みずほ草紙』と寺山修司の写真絵葉書が届いた。連載は2008年からだったが、ずっと本が出なくて、どうなってるのかな、と思っていたが、急に2冊とも・・・祝!!単行本化。しかもてかてかしたちょっと豪華な装丁(祖父江慎)。子ども時代の、どうしようもないさみしさと、不安で恐ろしくてたまらない感じ。愛情をもって保護してくれる親はいない。近くにいるのは、...
View Article残暑見舞い 朝顔
8月11日猛暑。きのう、37度。きょう38度。外にいる犬や野良猫の熱中症が心配でたまらない。大切な人に残暑見舞いのはがきを制作中。水彩で変化朝顔(獅子牡丹咲)と斑入りの朝顔を、相手の好みを考えながら描いている。変化朝顔 獅子牡丹咲 斑入りの朝顔
View Articleサラ・ムーン監督 「アンリ・カルティエ=ブレッソン 疑問符」
8月16日サラ・ムーンが監督した「アンリ・カルティエ=ブレッソン 疑問符」(Henri Cartier-Bresson : POINT D'INTERROGATION 1995年公開)を観る。「表に出ちゃいけないんだ 時代の流れの光に逆らい 物事を撮る...
View Article枯れたチューリップの素描
8月21日今年の3月に買ったチューリップのカサカサになった状態の素描(クリックすると拡大されます)。萎れてしまっても、パロットキング、エステララインヴェルト、フラッシュポイントなどのかたちの良いものを何本かとっておいたもの(シバンムシがわくので注意)。2Bの鉛筆(uni)一本で描いた素描。葉や花びらの捩じれのニュアンス、ちゃんと見なければ描けないものに注意を払って描いた。HBの鉛筆(uni)一本で描...
View Article枯れたチューリップの素描 / アンリ・ベルグソン(Henri Bergson)
9月8日枯れたチューリップの素描(2回目)捩じれのディテイルをよく見ておきたかったので、再び枯れたチューリップの素描。構図は意識せずに、今見ておかなければ二度と見ることができない(時間とともに絶え間なく変化している)ところ、今の時点でのクライマックスを眼で追う。前後に並べた二つのガラスのコップに挿してあるチューリップを一気に見、眼がたどるべきと選択したところを線でなるべく誠実にたどる。前田英樹先生が...
View Articleアンリ・ベルグソン / 時間、記憶、絵画
『ベルグソン哲学の遺言』(前田英樹、岩波現代全書)をやっと読了。若林奮先生と前田英樹先生の『対論・彫刻空間―物質と思考』刊行記念の対談を聴きに行ったのが初めての出会いで、前田先生のベルグソン哲学でセザンヌ、ジャコメッティ、マティスなどを考える授業を立教大に聴講させていただきに行ったのは、もう10年以上前のことだ。授業の中で、ほんの一握りの芸術的天才が、哲学よりも早く、その時代の問題を察知して作品をつ...
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